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脳卒中の予防
 
         
みそ抽出物に血圧を低下させる作用   大豆の成分が脳卒中を予防

味噌は塩分との関係から、高血圧を招くというイメージが一般にあるようです。 しかし、最近の研究で血圧低下作用があることが判明しています。 食事による高血圧予防には、ひとつには 塩分を摂り過ぎないことですが、もうひとつは食品の機能性を利用し血圧を下げることです農林水産省食品総合研究所・ 蛋白質研究室の川村幸雄室長は、味噌の抽出物(特にたんはく質と糖)を ラットに投与して、研究を進めました。実験の結果 、他の主要な食品のたんぱく質や塘では効果がないのに、味噌抽出物と大豆たんぱくを与えた時に血圧が下がることがわかり、みそのたんぱくの中には主に血圧を下げるような方向に働く物質があることを証明しています。
 

昔から「畑の肉」ヒ称されるように大豆の栄養成分には定評がありました。京都大学大学院人間・環境学研究科の家森幸男教授 によると、大豆の食幼として、たんぱくに血管をしなやかでじょうぶにする作用があること、カリウムに腎臓からナトリウムを追い出す作用があること、食物繊維が血圧の上昇を防ぐことなどが挙げられます。 また、大豆の栄養素に発酵という要素が加わることも重要な点として指摘しています。
         
血圧上昇を抑制するカリウム・マグネシウム   脳の新陳代謝の促進

「日本の伝統的な食生活の中で果たしてきた味噌汁の機能を再認識しよう」と提唱するのは 東京大学医学部の藤田敏郎教授です。むやみな減塩は、血管を拡張させる作用があるといわれるカリウムや、天然のカルシウム拮抗剤といわれるマグネシウム摂取量 の低下につながりかねません。日本人の塩分摂取量を一律的に10g以下に、という厚生省の指導にも疑問を投げかけています。
 
たんばく賃とビタミンB群を含む食品をとれば、 脳の新陳代謝がすすみ、頭の回転もよくなりま す。さらに脳内での神経伝達の促進に欠かせな いのがコリンとアセチルコリンです。このコリン が、みそ中のレシチンに豊富に含まれているの で、みそは健脳食といわれるのです。